埼玉県上里町、あるいは近隣の高崎市、藤岡市、玉村町にお住まいのあなたへ。 交通事故に遭い、「むちうち」と診断されてから、数ヶ月。あなたは、体の痛みが一日でも早く治るよう、整形外科や、私たちのような接骨院での治療を、真面目に続けてこられたことと思います。
当初の激しい痛みは、少しずつ和らいできた。しかし、首の奥には、まだ重い芯のような痛みが残り、天気が悪い日には、決まって頭痛やめまいがぶり返す。デスクワークや家事に、以前のように集中できない…。 あなた自身が、「完治には、ほど遠い」と、実感している。
そんなある日、あなたのスマートフォンに、加害者側の保険会社の担当者から、一本の電話がかかってきます。
「〇〇さん、こんにちは。その後の、お体の具合はいかがでしょうか？ さて、事故から、もう3ヶ月が経過しました。一般的な、むちうちの治療期間は、大体3ヶ月程度と言われておりますので、そろそろ、治療は一旦、終了とさせていただきまして、今後の、示談のお話に進ませていただいても、よろしいでしょうか？」
この、丁寧な言葉遣いの裏に隠された、冷たい**「治療の打ち切り」**の宣告。 その瞬間、あなたの頭の中は、血の気が引くような感覚と、不安、そして、もしかしたら、怒りにも似た感情で、いっぱいになるのではないでしょうか。
「まだ、こんなに痛いのに…？」 「ここで治療をやめたら、この痛みは、この先ずっと、治らないのではないか？」 「保険会社が『終わり』と言ったら、もう、従うしかないのだろうか…」 「もし、このまま治療を続けたら、その治療費は、全部、自己負担になってしまうの…？」
この**「治療の打ち切り打診」**は、交通事故の治療プロセスにおいて、ほぼ全ての被害者の方が、一度は経験すると言っても過言ではない、最大の関門であり、最もストレスのかかる、交渉の局面です。 そして、この重大な局面で、あなたが、正しい知識を持って、毅然とした、適切な対応が取れるかどうかが、あなたの未来に、後遺症が残るか否か、そして、あなたが受け取るべき、正当な賠償金を、勝ち取れるかどうかを、決定づけてしまうのです。
この記事は、上里町およびその近隣にお住まいで、まさに今、この保険会社からの、無情な宣告に、一人で震えている、あなたのための**「専門家による、完全武装・交渉マニュアル」**です。
なぜ、保険会社は、あなたの痛みを、無視してでも、治療を打ち切りたいのか。その**「本当の理由」から、その理不尽な要求に対して、あなたが法的に、そして医学的に、対抗するための、具体的な「行動」と「切り返す言葉」**のすべてを、私たちは、あなたに、徹底的に、解説していきます。
【第一章】なぜ保険会社は「治療を打ち切りたい」のか？その本当の理由
まず、敵の戦略を知ることから、始めましょう。保険会社の担当者が、まだ痛みを訴えるあなたに、なぜ、非情とも思える「打ち切り」を、打診してくるのでしょうか。それは、彼らの「ビジネスモデル」に、起因しています。
1. それは「交渉」であり、「決定」ではない
あなたが、まず、心に刻むべき、最も重要な事実。 それは、担当者からの**「そろそろ治療を終わりに…」という言葉は、医学的な「診断」でも、法的な「決定」でもない**、ということです。 それは、あくまで、保険会社側の、都合と、基準に基づいた、**「交渉の始まりの合図」であり、「提案」**に過ぎません。あなたは、その提案に、何ら、従う義務も、義理も、ないのです。
2. 保険会社の「利益」と、あなたの「健康」は、相反する
保険会社の担当者は、決して、あなたの敵ではありません。しかし、残念ながら、「あなたの味方」でもありません。彼らは、**「加害者の代理人」であり、「保険会社の社員」**です。 彼らの、業務上のミッションは、
- あなたの体を、完治させること（×）
- あなたの、事故によって被った損害を、法と、自社の基準に基づき、算定し、その金額を、あなたに支払うこと（〇） です。
そして、営利企業である以上、その**「支払う金額は、できるだけ、低く、抑えたい」**というのが、彼らの、偽らざる本音です。 治療が、長引けば、長引くほど、保険会社が支払う「治療費」は、膨らんでいきます。 それだけでなく、治療期間が長引けば、それに比例して、あなたが請求できる「慰謝料」の額も、高くなっていきます。
だからこそ、保険会社は、「これ以上、支払う金額を、増やさないため」に、できるだけ早い段階で、治療を「終了（固定）」させ、支払うべき、損害賠償額を、確定させたいのです。 そこには、あなたの「まだ痛い」という、主観的な苦しみは、二の次にされがちな、冷徹な、ビジネス上の判断が、働いています。
3. 「3ヶ月（あるいは6ヶ月）の壁」という、社内マニュアル
多くの場合、担当者が、打ち切りを打診してくるタイミングは、「事故から3ヶ月」あるいは「6ヶ月」という、節目です。 これは、法律で、決まっているわけでは、全くありません。 多くの保険会社が、過去の統計データから、「一般的な、むちうち（頚椎捻挫）であれば、おおむね、3ヶ月（～6ヶ月）もあれば、症状は、改善するか、固定するはずだ」という、**社内的な「目安（マニュアル）」**を、持っているに過ぎません。
あなたのケガが、その、統計的な「平均」に、当てはまるかどうかなど、誰にも、分かりません。彼らは、あなたの体を、見ているのではなく、「統計データ」と「カレンダー」を見て、電話をかけてきているのです。
【第二章】最重要：治療の終了は、一体、誰が決めるのか？
では、保険会社に、その権限がないのだとしたら、あなたの治療を、いつ、終了するかは、一体、誰が、決めるのでしょうか。 その答えを知ることこそが、あなたが、この交渉で、主導権を握るための、最強の「盾」となります。
答え：治療の終了（症状固定）を、判断できるのは、世界で「医師」だけ
結論から言います。 あなたの、交通事故治療の、終了（＝症状固定（しょうじょうこてい））を、医学的、かつ、法的に、判断する権限を持つのは、あなたの体を、診察してきた「医師（主治医）」、ただ一人です。
保険会社の担当者でも、ましてや、私たち接骨院の柔道整復師でも、あなた自身でもありません。 「症状固定」とは、「これ以上、医学的に、有効な治療を継続しても、症状の大幅な改善は、見込めない」という、**専門的な「医学的判断」**なのです。
したがって、あなたが、保険会社の担当者から、打ち切りを打診された際に、取るべき、唯一無二の、正しい行動は、**「その判断の、是非を、医師に、仰ぐ」**ことです。 医師が、あなたの症状を診察した上で、「まだ、改善の余地がある。リハビリの継続は、医学的に、必要です」と、判断する限り、保険会社は、その医学的判断を、覆す、正当な理由を、持っていません。
「保険会社の、社内ルール」と、「医師の、医学的判断」。 法廷や、交渉の場で、どちらが、優先されるかは、火を見るよりも、明らかです。
【第三章】打ち切りの電話が来た！その瞬間に取るべき「正しい対処法」
では、実際に、担当者から、その「悪魔の電話」がかかってきた瞬間。あなたは、具体的に、どう行動し、何を、話すべきなのでしょうか。 パニックになる必要は、ありません。以下の、4つのステップを、冷静に、実行してください。
ステップ1：【絶対厳守】その場で「同意」は、絶対にしない
これが、最も、重要です。 担当者の、巧みな話術や、「皆さん、そうですから」といった、同調圧力に、負けて、 「はぁ…まぁ、そういうことなら、分かりました…」 といった、同意とも、取れるような、曖昧な返事を、してしまった瞬間、あなたの負けは、ほぼ、確定します。 その一言が、記録に残され、「被害者本人が、治療の終了に、同意した」という、動かぬ証拠になってしまうのです。
ステップ2：【魔法の言葉】「保留」し、主導権を、医師に移す
その場で、反論したり、感情的になったりする、必要もありません。 あなたが、言うべき言葉は、これだけです。
「お話は分かりました。ですが、私としましては、まだ首（や、具体的な症状）に、痛みが残っております。 つきましては、一度、主治医の〇〇先生（整形外科の医師）と、治療を担当してくださっている△△先生（接骨院の先生）に、今後の治療方針について、相談してみます。 先生方の、医学的なご意見を、お伺いした上で、改めて、こちらから、ご連絡させていただきますので、少し、お時間をいただけますでしょうか」
この、完璧な「魔法の言葉」によって、
- あなたは、即決を回避し、冷静になる時間を、稼げます。
- あなたは、交渉の土俵を、保険会社の「社内ルール」から、**「医師の、医学的判断」**という、あなたに、圧倒的に、有利な場所へと、引きずり出すことができます。
- あなたは、担当者に、「この被害者は、専門家と、きちんと連携している、厄介な相手だ」と、認識させることができます。
ステップ3：あなたの「治療チーム」と、緊急作戦会議を開く
電話を切ったら、すぐに、あなたの「治療チーム」と、作戦会議を開きます。
1. 接骨院（私たち）に、相談する まず、日々のリハビリで、あなたの体の状態を、最も、把握している、私たちのような、接骨院の先生に、相談してください。 私たちは、
- **あなたの、現在の、客観的な症状（関節の可動域、筋肉の硬さなど）**を、再評価します。
- 治療の必要性を、保険会社に、理論的に説明するための、準備を、お手伝いします。
- **この後の、整形外科での、医師への「伝え方」**について、プロとして、アドバイスします。
2. 整形外科（医師）を受診し、「最強の武器」を手に入れる 次に、あなたの、法的・医学的な「盾」である、整形外科の医師の、診察を受けます。 この時、医師に、伝えるべきは、以下の3点です。
- **「保険会社から、治療の打ち切りを、打診されました」**という、客観的な事実。
- **「しかし、私には、まだ、〇〇のような症状が、具体的に残っています」**という、症状の、正確な申告。（※これが、カルテに、記載されることが、非常に重要！）
- **「先生の、医学的なご見解として、私の、今後の治療（リハビリ）は、まだ、必要でしょうか？」**という、明確な質問。
あなたの訴えと、医師自身の、診察所見に基づき、医師が「まだ、治療の継続は、必要ですね」と、判断してくれれば、あなたは、「医師の、医学的見地」という、最強の武器を、手に入れたことになります。
ステップ4：「医師の指示」を盾に、毅然と、継続を主張する
この武器を手に、あなたは、再び、保険会社の担当者に、電話をします。
【反論スクリプト例】 「お世話になっております、〇〇です。先日の、治療の件ですが、主治医である、〇〇整形外科の△△先生に、診察していただいた結果、 『まだ、頚部には、可動域制限と、痛みが残存しており、症状固定には、至っていない。したがって、医学的に、リハビリの継続が、必要である』 との、ご意見・ご指示を、いただきました。 つきましては、主治医の、指示に基づき、症状の改善、あるいは、症状固定と、ご判断いただくまで、治療を、継続させていただきますので、引き続き、ご対応のほど、よろしくお願いいたします」
このように、あなたの、主観的な「痛い」という、訴えではなく、**「医師」という、第三者の、客観的かつ、専門的な「判断」**を、交渉の盾として、前面に、押し出すのです。 正当な「医師の診断」を、真っ向から、否定できる、保険会社の担当者は、まず、いません。多くの場合、ここで、治療期間の延長が、認められることになります。
【第四章】もし、強引に「打ち切られた」ら？その後の戦い方
万が一、あなたが、上記の、正当な反論をしたにもかかわらず、保険会社が、一方的に、「分かりました。しかし、当社としての、治療費の支払いは、〇月〇日をもって、終了します」と、**「任意打ち切り」**を、強行してきた場合。 ここで、絶対に、やってはいけないのが、治療そのものを、諦めてしまうことです。
痛みが残っているのに、治療をやめてしまう。それこそが、保険会社が、最も、望んでいる、結末なのです。 あなたは、まだ、戦う術を、持っています。
1. あなたの「健康保険」を使って、治療を継続する
- 窓口での、3割負担は、発生してしまいますが、通院している、接骨院や、整形外科に、事情を話し、ご自身の「健康保険」を使った、治療に、切り替えてもらいます。（※接骨院での、交通事故治療への、健康保険の適用は、専門的な手続きが、必要ですので、必ず、院にご相談ください）
- この時、あなたが、立て替えた、3割の治療費は、必ず、領収書を、すべて保管しておいてください。
2. 最終決戦、「示談交渉」で、全額を請求する そして、最終的に、医師が「症状固定」と、判断する日まで、治療を、続けます。 その後、始まる、保険会社との、**最終的な「示談交渉」**の場で、弁護士などを、通じて、 「保険会社が、一方的に、打ち切った後も、医師の指示に基づき、治療の必要性があったため、健康保険を使って、治療を継続した。したがって、あなたが、立て替えた治療費（3割負担分）と、その期間の、慰謝料の、すべてを、支払え」 と、一括して、請求するのです。 医師の、診断書や、カルテ、そして、接骨院の、施術録といった、「治療の必要性」を、証明する、客観的な証拠さえ、揃っていれば、この請求が、法的に、認められる可能性は、非常に高いのです。
まとめ
上里町で交通事故に遭い、保険会社から、理不尽な「治療の打ち切り」を、打診されている、あなたへ。 その、電話一本で、あなたの、未来の健康を、諦める必要は、一切ありません。
治療の終了を、決めるのは、保険会社の担当者ではなく、あなたの「主治医」です。
あなたが、取るべき行動は、
- その場で、決して、同意しないこと。
- 「医師に相談する」と言って、電話を切ること。
- 私たち、接骨院と、整形外科の医師という「治療チーム」と、作戦を練ること。
- 「医師の判断」を盾に、毅然と、治療の継続を、主張すること。
- 万が一、支払いを止められても、健康保険などで、治療そのものは、決して、中断しないこと。
です。 この、正しい知識と、手順さえ、踏めば、あなたは、あなたの「治る権利」を、堂々と、守り抜くことができます。
もし、あなたが今、上里町およびその近隣にお住まいで、この、治療の打ち切り問題に、一人で、直面し、どうすればよいか、分からずに、苦しんでいるなら。ぜひ一度、当院にご相談ください。 私たち高崎市新町の接骨院は、上里町からのアクセスも良く、このような、保険会社との、タフな交渉を、数多く、経験してきました。私たちは、あなたの体の治療家であると、同時に、あなたの権利を守るための、最も身近な「参謀」として、あなたと、共に、戦います。詳しい内容については、お気軽にお問い合わせください。
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